機械式時計は正規品と並行輸入品がある
機械式時計を購入しようとした際に、同じ新品未使用の機械式時計のはずなのに、ショップによって価格が大きく違うので、悩んでしまったという人も多いはずです。特に高級な機械式時計を購入する際には、その価格の違いの意味を理解しておかないと、後からとても後悔することになります。正規メーカーの販売店が店頭に並べて販売している機械式時計が、いわゆる正規品です。それ以外の販売店や、インターネットショップなどで販売されている機械式時計は、同じ商品でも並行輸入品と呼ばれる商品になります。正規品と並行輸入品の価格差は、数万円から十数万円程度です。正規品が高く、並行輸入品が安いというのがほとんどですが、並行輸入品が偽物というわけではないので安心しましょう。
機械式時計の正規品と並行輸入品の違いは?
正規品と並行輸入品は、仕入れるルートが違うだけです。つまり、両方とも本物になります。正規品の機械式時計は、正規メーカーが正規ルートを通じて正規メーカーの販売店に卸しています。並行輸入品の機械式時計は、バイヤーが直接海外に買い付けに行きますので、中間業者などがなく、為替の絡み等で正規品よりも安く販売することができるのです。本物であれば安い方がいいのは当然ですが、メーカーによっては、正規品ルートで販売された機械式時計以外は、修理を受け付けないというメーカーも存在します。メーカー修理にこだわらないのであれば問題ありませんが、念のために、事前にメーカーに確認を行なっておく方がいいでしょう。
オーデマピゲは、1875年創業のスイスの高級時計メーカーです。有名な製品のひとつには、スポーティ高級時計の頂点と言われる「ロイヤルオーク」があります。